社長ってどんな人?
何を思ったか、アメリカへ・・・。
大学を卒業し、3年間社会人を経験した後、アメリカに1年間滞在したことがあります。
そのうち、半年間は車(なぜかMAZUDAの中古ワゴン車/時価30万)を購入し、国立公園を計8ヶ所まわり、各々でキャンプ生活を送りました。(これをしたいがために行きました。)
行く先々の国立公園で自然の雄大さ、優美さ、厳しさいろんなものを体感しました。そこで得た感動は筆舌しがたいものでしたし、その場に立たないとわからない臨場感がありました。特にグランドキャニオンを自力で下り、谷底から見上げた時の星の多さ、キレイさときたら、それに・・・・きりがないので少略。
純粋に「いろんな人に実際に行ってみて、体感してもらいたいな」と思いました。そのためにはこの自然を維持し、守っていかなければいけないのだとその時は、漠然とそう思いました。
日本に戻り、現在の家業を継ぎましたが、日銭を追っかける毎日に疑問を感じていました。
「自分は何をするためにいるのか・・・・。」
そんなときアメリカでの雄大な自然が浮かび、そしてあの感動がよみがえってきました。「見渡せば、日本にもすばらしい自然があるじゃないか。その自然を守れるような仕事ができないだろうか?」と思い始め、現行の仕事に立ちかえった時、工場裏に山積している廃棄物が目に入りました。
埋め立ての処理費が高くて困っているとの現況を聞き、「これだ!」。これらをリサイクルして、埋め立て場の延命をはかり、資源として使われることで、環境を保全できる。なんてすばらしい!
単純なO型人間ですので、思いついたら・・・・。また、忘れてならないのは「貧乏症」だということです。(これは、DNAでしょうか・・・・。)捨てられないのです・・・・。捨てることが罪悪に思えて仕方がないのです。何かに使えないか?あきらめが悪い情熱はそこにあるのかもしれません(笑)
人との出会いによって、生かされる「もの」がある
廃棄物のリサイクル業務に携わり、はや十数年が経とうとしています。
その間いろんな廃棄物との出会いがあり、その数以上に人との出会いがありました。
時には叱咤され、激励され、助けられ、そして今日に至っています。感謝、感謝でいっぱいです。私自身もそうであるように、廃棄物もたくさんの方の協力を得ることで生かされるものが増えるのです。今後もたくさんの方との出会いをとおして、廃棄物を資源に生かし、循環型社会を形成し、捨てられるものがない世の中を目指します!